ロータリー創立後、三年間シカゴロータリークラブでは奉仕強調派と親睦派との間に激しい討論があり、クラブの崩壊寸前となったとき、印刷業のハリー・ラグルスが諸君歌を唄おうではないかと提案したのが始まりと言われている。
(出典:ロータリー百科事典)
ロータリーの綱領の中にあるIdeal of Serviceの直訳語でロータリーでよく用いられる言葉。己に天職という使命を与えてくれた社会、また己の職業を生かし続けさせてもらっている社会に感謝するとき、その仕え方(奉仕)の基本として個人生活、社会生活、職業生活に於いて利己的欲求は最小限にとどめ、常に最大利他の究極を求め続けて行こうとするロータリーの奉仕哲学である。
自己の職業奉仕を通じて世のため、人のためになるように最終的にはロータリー綱領第四番目の世界平和が永遠に続くことを願望している歌詞である。
(出典:ロータリー百科事典)
【歌詞】
奉仕の理想に 集いし友よ
御国に捧げん 我等の生業
望むは世界の 久遠の平和
めぐる歯車 いや輝きて
永久に栄えよ
我等のロータリー ロータリー
「我等の生業」は一業一人制のロータリアンがクラブを結成し、平和親睦の目的に向かって、クラブ奉仕・職業奉仕・社会奉仕・国際奉仕の四大部門を通じて努力するという内容である。特に歌詞には職業奉仕の重要性が強く歌われている。
(出典:ロータリー百科事典)
【歌詞】
我等の生業 さまざまなれど
集いて図る 心は一つ
求むるところは 平和親睦
力むるところは 向上奉仕
おおロータリアン 我等の集い
「それでこそロータリー」はこれも軽快なリズムにのったメロディーで、会員同志の親睦を深める歌詞となっている。
(出典:ロータリー百科事典)
【歌詞】
どこで会っても やあと言おうよ
見つけた時にゃ おいと呼ぼうよ
遠い時には 手を振り合おうよ
それでこそ ローロー ロータリー
「手に手つないで」はロータリーの拡大と親睦を内容として歌われ、クラブの会員結束と世界平和に向かって努力しようというリズミカルな、歌いやすいソングである。
(出典:ロータリー百科事典)
【歌詞】
①手に手つないで つくる友の輪
輪に輪つないで つくる友垣
手に手 輪に輪 ひろがれまわれ
一つ心に おおロータリアン
おおロータリアン
②手に手つないで つくる友の輪
輪に輪つないで つくる友垣
手に手 輪に輪 ひろがれまわれ
世界とともに おおロータリアン
おおロータリアン
ロータリーの哲学を端的に表現し、職業奉仕の理念の実行に役立つものとして、四つのテストがあります。このテストは、シカゴのロータリアンであり、後にロータリー創始50周年(1954-55)に、国際ロータリー会長を務めたハーバード J. テーラーが、1932年の世界大恐慌のときに考えたもので、商取引の公正さを測る尺度として、以後多くのロータリアンに活用されました。
(出典:ロータリー百科事典)
【歌詞】
真実か どうか
みんなに 公平か
好意と友情を深めるか
みんなのためになるかどうか